アレルギーについて

一般的に、アレルギーを調べる検査では血中のIgEを調べます。

IgEは、免疫グロブリンの一つで、抗原(アレルゲン)が体内に入ると血中IgEマスト細胞と結合します。マスト細胞からヒスタミンなどの化学伝達物質が放出され、粘膜や皮膚に作用して、様々な症状を引き起こします。一般的には血中IgE値が高いほどアレルギーが強いと判断されます。

ただし、IgE検査で陽性だったからといって必ず症状に出るわけではありません。明らかなアレルギー症状を引き起こさない限り、その食品を控える必要はありません。逆に陰性だったからといって100%安全というわけでもありません。何らかのアレルギー症状を引き起こす場合は、その食品の摂取を控えなければなりません。

アレルギーを引き起こす要因は様々にあり、個人差も大きいことをご理解いただき、IgE検査はあくまでも一つの目安とお考えください。

アレルギー検査を受ける前

アレルギーの症状が出たと思ったら、まずは診察ください。

医師の診察結果によってはアレルギーではない場合もございます。
その場合アレルギー検査は必要ありません。

医師が検査が必要と判断した場合に限り、保険をご利用いただけます。

保険の種類によってはキャッシュレスでなく、患者様で一旦お支払いいただき、後日ご自身で保険の手続きが必要になることもございます。

また、アレルギー症状がなくても検査をしたい方も実費になりますが検査は可能です。
今はアレルギー症状は出ていないが、将来出るかもしれないアレルギーを調べることはできます。

詳しくはスタッフにお問い合わせください。

検査項目について

下記検査項目につきましては、例えば食品の1種類でも生、加工品、成分によって細かく分かれてるものがあります。

摂取頻度が高いものが細分化されていることが多く、アレルギーの原因がわかっていても、具体的にどの成分が原因なのかを調べることで、アレルギーを発症しない摂取方法が見つかる可能性があります。

アレルギー検査の種類と検査費用

食物系アレルギー20種+吸入系アレルギー20種
合計40種類検査 [Price 6,000THB診察料込]
食物系アレルギー20種検査
検査方法 : 血液検査 / 検査結果 : 約1週間後
卵白
卵黄
牛乳
小麦粉
ごま
大豆
ピーナッツ
ヘーゼルナッツ
牛肉
豚肉
鶏肉
貝類
魚類
エビ
ロブスター
渡り蟹
チョコレート
グルタミン酸ナトリウム
吸入系アレルギー20種検査
検査方法 : 血液検査 / 検査結果 : 約1週間後
木材:メラルーカ、オーストラリア松、アカシア、ユーカリ、ウィロー
オーストラリア松
アカシア
オイルパーム
春草、バミューダ芝、ティモシー、ライ麦
カポック
ハウスダスト
チャバネゴキブリ
ネコ
イヌ
カナリア、オウム、セキセイインコ、フィンチ類の羽
モルモット
ネズミ
ウサギ
ハムスター
ペニシリウム・ノートタム、クラドスポリウム・ヘルバルム、アスペルギルス・フミガタス、アルテルナリア・アルテメート
ペニシリウム・ノートタム、P.ブレビコンパクツム、P.ロクフォルティ
カンジダ・アルビカンス
アウレオバシジウム
キュビュラリア・スピピペラ

アレルギー検査は検査料・施設利用料・看護サービス料・税金の全て込みの料金です。
検査のご予約は下記ボタンをクリック。ご質問があればお問い合わせください。